スリッパが膝に与える影響
あなたは、自宅にいる時、スリッパを履いて歩いていませんか?
もし、スリッパを履いて歩いているのであれば、ちょっと見直しが必要かもしれませんよ。
なぜなら・・・そのスリッパの使用が、膝を痛める要因のひとつとなっている可能性があるからです。
特に、スリッパを履いて歩くとパタパタという音がよく鳴る、という人は、絶対に見直しが必要です。
なぜなら、歩行時にパタパタと音が鳴っている状態というのは、スリッパのサイズが足に合っていないと考えられるため、歩行姿勢が崩れてしまっている可能性が非常に高いのです。
正しい歩行姿勢とはまるで違う、「スリッパが脱げないように」ということを最優先にした歩き方になってしまっているんですよ。
スリッパよりもルームシューズや厚手の靴下を選ぼう
というわけで、膝のことを考えると、自宅で「パタパタ鳴ってしまうスリッパ」を履いて歩くことはおすすめできません。
もちろん、足にきちんと合った「歩いてもパタパタ鳴らないスリッパ」が見つかれば問題ないのですが、実際にはそうしたスリッパを探すことはかなり難しいですよね。
それならスリッパ使用をやめればいい、と言いたいところですが、「スリッパを履かないと、フローリングからの冷えが足先にまともに来てつらい」「そもそも、靴下だけでフローリングの床を歩くのは心理的に抵抗がある」という人も多いでしょう。
そんな人は、ルームシューズや厚手の靴下を利用して、足先を冷えから守りましょう。
特に、足首まですっぽりかぶるタイプのルームシューズはおすすめです。
ルームシューズは靴下よりも断熱性が高い上に、足首までかぶることで足にしっかりとフィットし、歩行姿勢も崩れにくいという大きな利点がありますよ。
スリッパやサンダルの使用は膝を痛める!?