時々、中古車の査定額と販売額には大きな差があることがあります。
その差額は、全て販売店の利益になるわけではありません。
実際のところ、中古車の価格は単純に決まるものではなく、多くの要素が絡み合っています。
では、中古車の上乗せ金額の内訳について詳しく説明しましょう。
中古車の上乗せ金額には、いくつかの費用が含まれている可能性があります。
まず、整備費用です。
仕入れた中古車が完全な状態でない場合があります。
販売可能な状態にするためには、清掃や修理などの作業が必要となります。
そのため、費用が発生します。
特に、エンジンの故障などの場合は非常に手間がかかりますし、修理には数十万円もの費用がかかることもあります。
こうした細かな整備作業が積み重なることで、最終的な販売金額が高くなることもあるのです。
しかし、この整備費用は単に販売店の利益になるわけではありません。
他にも、広告宣伝費や販売手数料、諸経費などが上乗せ金額に含まれることがあります。
これらの費用も、中古車を販売するためにかかる必要な経費です。
販売店はこれらの費用をまかなうために、上乗せ金額を設定するのです。
つまり、中古車の上乗せ金額には、様々な費用が含まれている可能性があります。
整備費用や広告宣伝費、手数料などがその一例です。
ただし、これらの費用の全てが販売店の利益として計上されるわけではないことを覚えておいてください。
上乗せ金額はすべて販売店の利益?